たるみに気づいてしまってから

数年前までは、月に一度ビューティーアドバイザーさんにお肌の状態をチェックしてもらっていました。

そのときに褒めてくれることがあります。

一番に嬉しいのは、自然と口角が上がっていることと顎ラインがシャープであるとだと言ってくれることでした。

多くの人と接する仕事にも携わっていたからかもしれません。

1日の中で口を動かさずにだまっているのは食事を終えた後の数分の休憩時間だけだったかもしれません。

笑いを絶やすことなく話す。

思うだけならとてもシンプルなことではありますが、これを何十年も続けていれば、その微笑んでいる表情が素顔だともいえるようになるのかもしれません。

ですが、数年前に転機が訪れ職種を変更することになり、毎日目の前にいるのはパソコンへと変わりました。

黙々とスクリーンと向き合う日々を過ごしていたある日のこと。

収録したビデオデータの中に映り込んだ私を見て驚きました。

口角が下がっている、老けてしまったのかな?

気づく前にも何となく口周りが重たいというか、喋ったり笑ったりすると何だか顔がダルいと感じていたんです。

でも、鏡に近づいて観ている分にはどこも気になることもなかったので、あまり深くは気にしていなかったのですが、そのときからたるみ始めていたのでしょうね。

今までとは違う自分の顔にショックを受けたことによって、以前と今の境遇を改めて見直すことができました。

ひとまず以前のシャープなフェイスラインを取り戻すには、何が欠けていて、必要なのかに注目しました。

1つ目は、喋ること。2つ目は、笑顔でいること。だったんです。

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以前は、笑顔トレーニングを朝礼に取り入れていたことを思い出し、その瞬間からトレーニングを開始しました。

鏡に自分の全身を映し、顔だけではなく鏡に映る自分を瞳に映すことで、他者に映る自分を認識することから始めました。

次に口角が上がる発音を繰り返すことにより、口輪筋に刺激を与える運動を行い、最後は割りばしを横にして前歯で咥えてそのままの形をキープするといったトレーニングです。

当時は全社員が笑顔トレーニングを紹介している書籍に目を通し勉強していたので、その笑顔を表現できないともなると恥ずかしい思いをするので、頑張ってトレーニングしていたほどです。

以前よりも喋ることが少なくなってしまった部分は、ウォーキング中に50音の発声練習を取り入れるなど、隙間時間を活用しながら口を動かすことに意識をするようにしました。

するとどうでしょう。

喋ったり笑っていてもダルさを感じなくなりました。

それと口周りのたるみがなくなりつつあります。

どんなに年を重ねても、美しくいたいと思うのは男女共通の思いなのではないでしょうか?

口角が上がることで美しさを手に入れられる。

明るい表情へと変化することにより他者が受ける印象がより良くなるのですからやらなきゃ損だと改めて実感しました。

最近は、夜風が心地よく感じられるようになりました。

たまたまビールを飲みながら歩いていたら、風の通り道になっている陸橋にたどり着きました。

そこでは、橋の手すりを活用して胸筋や背筋のトレーニングをしている人や指笛を奏でている人がいることを知りました。

お酒の勢いもあったのかもしれませんが陸橋を走る車のエンジン音と高架下に走る電車の走行音にカモフラージュしてもらいながら大きな声で歌いました。

久しぶりに大きく口を動かしたからか、口輪筋が痛くなってしまいましたが気持ちよい痛みというんでしょうか?

気分もスッキリでストレス発散にまでなったようです。

週に1度くらいなら歌っても大丈夫だろうからまた行ってみようと思います。

今まで当たり前のようにあった喋れる場所が、場所を変えて大きな声で歌える場所へと変わりつつあるような気がして、また1つ楽しみを見つけられたようです。